今や、小さな子供と一緒に遊べる地方の遊園地というのは、巨大なテーマパークの台頭により淘汰されてしまい、ほとんど残っていない状況ですが、岐阜県にある恵那峡ワンダーランドは、そんな数少ない遊園地の一つであります。
恵那峡ワンダーランドは1970年に開園し、来園者数の減少で2000年に閉園されるも2002年に再度オープンし、現在に至ります。「Wikipedia:恵那峡ワンダーランド」
恵那峡ワンダーランドの入り口
入口は2つあります。
1つ目は恵那峡大橋を渡ってすぐ左の、鳥居があるところ。
渡り終えると、右に展望台、左にワンダーランドの入り口の鳥居があります。
ちなみに、天界苑というのは、ちょっとした庭園があり、そこでBBQもでき、足湯コーナーやアヒルなどの動物と触れ合えたり、展望スポットがある、ビオトープみたいな感じです。
天界苑の入り口はこちら。
この中の奥に入口があります。
ここには定食屋さんと、おみやげが売られています。
入口を入って、遊園地の方へ行くのには2つの道があります。
まずは、吊り橋を渡って行くルート。
吊り橋から、恵那峡を綺麗に眺めることができます。吊り橋を渡らなくても、その手前からも良い写真が撮れます。
ただ、結構真面目に揺れるので、そういうのが苦手な方はもう一つの動物ふれあいコースから行くのがお薦めです。
動物ふれあいコースには、アヒルなどがいます。
若干、吊り橋からのほうが早いですが、どちらも遊園地まで10分くらいです。
このヤギの小屋は、ちょうど吊り橋とふれあいコースからの合流地点にあるので、どちらから来ても見れます。
えさをあげることもできるみたいで、ふれあい広場に売っているようです。
そして、もう一つの入り口は先ほどの恵那峡大橋を越え、そのまま道なりに進んで行きます。
しばらくすると、サーキット場のようなアーチ型の看板がありますので、そこが入口です。(確か大きなリスもいると思います)
この2つの入口の使い分けとしては、
一刻も早く遊園地に行きたい、お土産も要らない、という方はサーキット場の方へ。
動物に触れて、吊り橋を渡ったり景色を眺めて、ゆっくり遊園地に行きたい、という方は赤い鳥居のほうから入ると良いでしょう。
ちなみに駐車代は平日は無料、それ以外は1日500円です。
料金システム
恵那峡ワンダーランドは、1日フリーパスというものは残念ながら無く、「とくとくパック」という、入園券と乗り物券12回分が付いて3,200円というものが一番お得です。
そして少しややこしいのが、アトラクションの料金。
基本的には、1回300円なのですが、スリルがあるアトラクションのいくつかは600円(大人のみ)になっています。
先ほど、とくとくパックの乗り物券12回分と書きましたが、券1枚が300円に相当するので、600円の乗り物に乗るには、券を2枚消費することになるのです。
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ですので、12回分というより、300円券が12枚と考えていただければ分かりやすいと思います。
各アトラクションの料金はこちらから。(アトラクションをクリックすると料金が表示されます。)
そして、チケットを全て使ってしまい、あと数回だけ乗りたいと言う場合は、きのこが生えた自動券売機で買うのが、お得です。
1枚だけだと300円ですが、2枚以上買うことで1枚当たり250円になります。
また、プリントアウトして持参することで、とくとくパックが3,200円→3,000円になります。「恵那峡ワンダーランド 割引チケット」
そして更に安くなる方法があり、スマホをお持ちの方で、かつクレジット決済限定なのですが、PassMeというオンラインチケットサービスで購入すると2,900円になります。
使い方は、スマホで購入し、当日その画面を見せるだけで、チケットと引き換えられます。
おすすめの昼食
昼食を食べられるところは、先ほどの天界苑の入口の定食屋さんか、遊園地の中央、スカイドラゴン下のサンプラザの広場の屋台で食べることができます。
フランクフルトやフライドポテトをはじめ、クレープやフレッシュジュースなんかもあります。
そして私のお薦めは、こちらのお店の炭火焼鳥丼。
たれが2種類選べて、甘辛のたれと、にんにくが効いた塩だれ。
この塩だれが、思わずビールが飲みたくなるくらいの旨さ。
お肉も結構入っていて、柔らかくてジューシー。
この春オープンしたばかりなので、是非食べてみてください。
1皿600円です。焼鳥丼以外にカレーもあります。
また、この広場の向かい側の建物に、休憩所やゲームコーナーもあります。
そして、この休憩所の窓から見える不思議な物体。(と言ってもリフトですが)
話によると、閉園する2000年までは動いていたんだとか。
で、当然気になるのが、ロープの伸びる先。
ちょうど恵那峡の対岸まで伸びています。(赤い丸のところが対岸の乗り場)
大体100mくらいはあると思います。
山の上を通るリフトならいっぱいありますが、川の上を渡るリフト、今も動いていたら話題になっていたかもしれません。
気になったので、対岸の乗り場がどうなっているのか見てきました。
この道を下って行くと。。。
ありました!
今はもう草木が生い茂っていて、時代の流れを感じずにはいられませんでした。
Google Mapで見ても、ロープウェーが伸びていました。(拡大すると線が出てきます)
お薦めのアトラクション(大人向け)
最後に、子供の相手に少し疲れてきたお父さんにお薦めの乗り物がこちら。
遊園地のゴーカートなんて。。。と思ったら甘いです。
見かけによらず、かなり激しいです。というのも、運転者は身長150cm以上で、なおかつ免許証が必要。
同乗者も150cm以上でないと乗れないのです。
このマシン、アメリカから取り寄せ、この春から導入されたとのこと。
それまでは、片腕で子供を抱きながら、なんてこともできたのですが、このゴーカートはドリフトができてしまうくらい、とにかくハンドルがクイックで、F1とほぼ変わらないようです。私も初めてゴーカートでドリフトしました。面白いです。
黄色のほうは、よりスリルを味わえるので刺激がほしい方は是非トライしてみてください。
たまには我を忘れて童心に帰ってみてはいかがでしょうか。
開園時間など、詳しくはホームページよりどうぞ。「大自然峡谷の総合レジャーランド 恵那峡ワンダーランド」
連休は下手な車や覆面パトカーもいますので、気をつけてください。
覆面パトカーの判別方法はこちらの記事にまとめました。
周辺の食べ物、カフェは各記事にまとめましたので、良かったら参照ください。
・濃厚なソフトクリームと、あふれ出る肉汁のフランクフルトを楽しみたい方はこちら。
・名産の栗を使ったモンブランや、洋スイーツを楽しみたい方はこちら。
・炊きたてのご飯といただく栗おこわや、葛きりなど和のスイーツを楽しみたい方はこちら。
・ゆったりとした個室で、お寿司を楽しみたい方はこちら。