MTを選んで後悔していた私が、街中でもヒール&トゥーできるようになったコツ

86 MTのペダル配置

MT車に乗る人ならおそらく誰もが知っており、うまくできるようになりたいと憧れるヒールアンドトゥー。

ご存知の通り、つま先でブレーキペダルを踏みながら、かかとでアクセルペダルを踏んで回転数を合わせてギアを落とす方法です。

私は今では街中で信号で減速するとき、交差点を曲がるとき、高速の本線から降りるときなど、ブレーキを踏むときはほぼ無意識に足が動きアクセルも同時に踏んでしまいます。

ですがタイトルにもあるように、一時期はMT車を選んだことを本当に後悔するくらいギアチェンジが下手くそで、何をどうやっても変速時にショックが生じ、こんな棒をガシガシやって何が面白いのかと思っていた自分がいました。

そんな私が、如何にしてMT嫌いを克服してヒール&トゥを連発するようになったかを説明したいと思います。

なぜパドルシフトではなく、MTにしてしまったのか。。。

元々私は車好きだったので、教習所もMTで取るつもりだったのですが、親の意向で泣く泣くATを。おかげで?講習は全て一発合格。

しばらくの月日が経ったものの、MT免許を取りたい気持ちは変わらず、また「普通者はAT車に限る」という免許証もダサくて嫌だったので、限定解除を受けました。

再度、教習所に通うので既に免許を取ってる身としては他の教習車を煽り放題(笑)、というのは冗談で、同じ車でもMTは初めてですからガクガクし放題でした。。。

それで、教習内容ですが構内を走って、S字、クランク、坂道発進、踏切、バックなど基本的なことを4回の講習(正確には3回講習+1回テスト)のみ。

なので、MT車で路上を走ることは一切ないのです。言ってみれば、MTの肝であるクラッチ操作の練習は、最初からMT免許を取る人は教習所内と路上の30回ほどできるのに対し、限定解除はたったの4回だけ。

詳しくは以下の記事にもまとめていますが、言い訳させてもらうとたったの4回でいきなり路上に出てMT車を上手く運転できるわけがないのです(笑)

教習はATとMTどちらにすべきか AT限定解除をしたからこそ言えること

2016.03.10

坂道で下がるのは朝飯前で、平坦路の発進でエンストした回数は数えきれない。。。

機会あって86のMTを購入したのですが、MTにした理由は半分以上が見栄です(笑)

こういう車に乗っててATとかダサいなと。

そんな不純な理由で選んだものですから、シフト操作がスムーズにできない日々に嫌気がさして、車すら嫌いになりかけました。

86はATも借りたことがあるのですが、パドルが付いており自動でブリッピングもしてくれ、変速もそこそこ早いので、意外とATも悪くないのです。

なので、ATにしておけば良かったなと思うことも多々。

と、背景説明が長くなりましたが、そろそろ本題に入らないといけませんね。

MTでヒール&トゥーをしないのはオープンカーでオープンにしないようなもの

MTの魅力って車と対話できるところですよね。

ショックなくギアが繋がったときや、ギアを落とすときにブリッピングでスパッと回転数が決まったときの気持ち良さはMTでしか味わえません。

ブリッピングで決まったときも気持ち良いですが交差点などで曲がるとき、ヒール&トゥーで減速しながらギアを落とし、アクセルを踏みながら立ち上げていくのはMTの神髄ではないでしょうか。

MTに乗っていてこの快感を体感しないのはもったいないです。冒頭にも書いた通り、この私でさえできるようになったのですから。

ヒール&トゥーのコツ

コツですが、一言で言えば練習あるのみです、なんてここまで読ませておいて書くわけにはいきません。

ですが、実際私も普通の公道で信号で止まるときなどに何度も練習し、何度クラッチを踏まずにギアをガリっとしたことか(笑)

ブレーキを踏みながらアクセルを踏むことに頭がいっぱいで、左足のクラッチを踏み忘れてギアを落とそうとしたことが結構ありました。その度にあの嫌な音です。

86 MTのシフトノブ

皆さんにはガリガリしてほしくないので、私の経験から原因と対策を以下にまとめてみます。

  1. アクセルを踏み過ぎ
  2. 公道で6→5速ヒール&トゥーは無理
  3. アクセルは実はかかとでは踏まない
  4. ピボットのイメージ
  5. かかとを離す練習を
  6. 回転数を見てても意味がない
  7. ブリッピングの練習では永遠にヒール&トゥーはできません

では、1から順に解説していきます。

まず、ヒール&トゥーってアクセルを踏むことに力が行ってしまうのですが、実はそんなに踏む必要はないのです。もちろん速度にもよりますが、公道での速度域だと結構踏みがちに。
本当にちょこんと踏むくらいで丁度良いのです。

2ですが、これも1の続きで公道の速度(60km/h程度)からブレーキを踏んで5速に落とすのはヒール&トゥーが初めての人にとっては難し過ぎます。難しいというか、この速度から減速して5速に落とすのは意味がないと言えます。
アクセルを煽ると5速に落としてもエンジンを回し過ぎている状態になりがちなので、ショックが生じます。

なので私のヒール&トゥーの変速お薦めは、5→3速が良いです。これだとそこまで速度を出す必要もなく、信号で止まるときの50km/hくらいから減速して30km/h程度にする際の、アクセルの踏み加減も初心者にとってはちょうど良いのです。

3については、ヒール&トゥーの文字通り、アクセルはかかとで踏むものというイメージが強いと思います。私もこのイメージで練習していたのですが、ここ最近車に乗りながら注意していると、かかとでは踏んでないなと。

かかとで踏むイメージがあると、かかと落としのように正にかかとの中心でオリャーとアクセルを踏んでしまいます。そうすると、ブレーキを踏みながらアクセルを踏むときに、ブレーキのつま先側が浮いてブレーキが弱くなったり、逆に急ブレーキになってしまったりと、ブレーキを一定に踏みながらアクセルを踏むのが難しいです。

足の配置ですが、ブレーキペダルは真ん中より下辺りを親指の付け根辺りで、アクセルペダルはかかとよりも土踏まずのほうが近いかもしれません。土踏まずに近いかかとのコブが始まる辺りでアクセルを踏みます。

4のピボットはバスケの一つのフォームですが、軸足を固定していればもう片方は動かしてもトラベリングになりません。コンパスも分かりやすいでしょう。
ヒール&トゥーのときは、ブレーキ側のつま先は固定したまま、かかと側をスッと45°くらい開いてアクセルを踏みます。スキーの板をハの字にして踏む、そんな感じでしょうか。

5は、普段ブレーキを踏むときって床にかかとをつけて踏むと思います。しかし、ヒールトゥーのときは一瞬どころか高速走行時で6速から3速くらいまで落とすときは、かかとは浮かせたままつま先だけでブレーキを踏み続けます。

一度、かかとを離してブレーキを踏んでみると、かかとを浮かせたままブレーキを一定の力で踏み続ける難しさが体感できると思います。
なので、アクセルは踏まずに先ずはかかとを浮かせてブレーキを踏む練習から始めるのも効果的です。
3と関わってきますが、ヒールアンドトゥが初めてだと、かかとを床につけているときのブレーキペダルを踏む場所と、浮かしているときに踏む場所って変わると思います。
ですので、浮かしているときに安定する場所を見つけてみてください。

6ですが、タコメータはあくまで目安であって、いちいち見ながらやってられません。ロボットでもありませんし、ここは感覚的なところが大きいです。この程度の速度からの減速だと、このくらいの踏み加減だなとか、高速域での場合は多めに踏み込まないといけないとか。

この辺りのさじ加減は、ブリッピングも行いながら慣れていくのが良いでしょう。

最後の7は、素振りだけやってても実際にボールを打たないと上手くなりませんという話です。ヒール&トゥーの肝は、アクセルを煽ることも大事ですが、如何にブレーキの踏力を一定にしながらショックのないシフトチェンジを行うかです。

ロータス スーパー7

慣れるまでは気を付けて

公道だと時として予期せぬことが起こります。ヒール&トゥーに慣れるまでは、この信号で練習しようとあらかじめ考えているときは良いのですが、急に前の車が減速したときや、予期せぬ減速をしないといけないとき、頭の回路がごちゃごちゃになり、ワンテンポ行動が遅れます。

そういうときは、とにかくブレーキを踏んでいただいて、余裕があればヒール&トゥーを。体に染み込んでしまえば、自転車に乗るように何も考えなくても反射的に足が動いてくれるのですが、慣れるまではそういうことがあるので気をつけてください。

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