最近のスポーツカーでは、エンジンをかけると一旦メーターの針が振り切れ、0になるような演出が施されています。
ただ86の場合、エンジンをかけても何も起きません。
正確には、そもそも86にオープニングの演出は無いのですが、REVインジケーターを設定することで、それらしくなります。
REVインジケーターの設定方法
まずREVインジケーターについてですが、タコメータの針があらかじめ設定した回転数になると、ランプと音、あるいはランプだけで知らせてくれる機能です。
設定方法ですが、エンジンキーの状態がアクセサリーもしくはエンジンをかけた状態で、DISPボタンを数回押します。
すると、「REV. 00」の画面が出てきますので、その画面で再度DISPボタンを長押しします。
そうすると、下の写真のようにランプが点灯し、千の位が点滅します。
ところで、この設定範囲ですが2000-7400rpmの間で設定できます。(ただ、2000rpmにするとオープニング時の針がほとんど動かないので、盛り上がりに欠けます。)
千の位は2-7になります。千の位が点滅しているときに、DISPボタンを長押ししていると、数字が順番に2から7へと変わっていきますので、希望の数字のところでボタンを離します。
百の位へ移るときは、DISPボタンを短く押します。今度は0から9まで変わります。(千の位が7のときは0から4まで)
ここでは、実際に7000rpmに設定する方法を見ていきます。
上記の方法で千の位が、7になったときにボタンを離します。ボタンを短く押すと百の位に移ります。
百の位はそのまま0なので長押しして設定する必要がなく、短くボタンを押すと次の画面に移ります。
b-offとb-onというのは、beep音をオンにするかオフにするかという意味です。b-onは設定した回転数になるとタコメーターの赤い光と合わせて音で、「ピピピッ」と知らせてくれます。オフは光だけです。
オンかオフも長押しで変更します。
ここではオンにしました。
設定を終え短くボタンを押すと、最後に設定した内容が表示され終了です。
ちなみに、オープニング表示無しの元の状態に戻したいときは、REVインジケーター設定画面を出してもらい、千の位を0にすればキャンセルされます。
続いて、シフトインジケーターの設定方法も解説したいと思います。
シフトインジケーターはエンジンをかけていると設定できない
シフトインジケーターが何かというと、MTで何速に入れているかをメーターに表示させる機能です。
シフトギアを見れば済む話ですが、視線の動きが大きくなるためメーターで確認できるのは便利です。
写真のように、「6」が現在のギアです。ちなみに表示されないときもあり、停車中や10km/h以下のときは表示されません。
それでは設定方法を説明していきます。
こちらは、REVインジケーターのように、エンジンをかけているときやアクセサリーの状態では設定できません。
カーステレオだけ聞ける状態と言いましょうか、その状態で設定ができます。
先ほどはDISPボタンを押していましたが、今度はODO TRIPを押します。
ポチポチ押していくと、TRIP A, TRIP Bが出てきてもう一度押すとこんな画面が出てきます。
最初はこの状態、いわゆるギア表示オフです。
ここで、ODO TRIPを長押しするとG-onに変わります。
これで、走行中にギア表示されるようになります。