滋賀の山奥に誕生したローザンベリー多和田のローザンイルミ、2020年に始まってから今年で2年目の新参イルミですが、広大な土地がありながら何もない米原の山奥に、集客力のあるエンターテインメントができたことは地域活性化にもつながり喜ばしいことだと思います。
それまでは、滋賀や岐阜などの東海圏からはナガスパ近くの「なばなの里」くらいしかありませんでした。
ローザンベリー多和田は、もともとはバラなどが植わっているようなイングリッシュガーデンとして運営されていましたが、コロナの閉塞感を何とかしたい、そして滋賀に集客できる企画を実現したいという社長の思いから、イルミが実現したようです。(現在も昼間はイングリッシュガーデンとして開園)
なお、こういう英国風の庭園は滋賀だと比叡山にもあります。
チケットは事前に購入しておくべき!QRで5秒で入場
まずはゲートの写真から。
車で行く場合は、手前のこのゲートから入ります。空いている日にちだとここのゲートから出れますが、混雑している日はガードマンが立っており、出口は奥のほうからと、分離しています。
駅からバスも出ています。最後のほうで詳しく記載します。
駐車場は奥に細長く、ここのゲートから入ってすぐが入園口なので、あまり歩きたくない場合は手前側に停めると良いでしょう。
入園口はこのような感じで、一番左側のレーンが当日券、真ん中レーンが事前予約のQR券、右は出てくる人のレーンです。
当日券は、クリスマスですと間違いなく並ぶと思います。
機械が2台しかないのと、現金のみです。
真ん中レーンのQR券は、事前にスマホで予約、決済して表示されるQRを当日券の奥にある機械にかざします。
こちらも2台ありますが、秒で発券されます。とてもスムーズです。
発券したら奥にいるスタッフに渡して入場となります。
事前予約は前日18時まで
ここでチケットについて説明します。
まず、料金は当日券が1600円、事前予約だと1500円です。
事前予約の場合、遅くとも入場日の前日18時までに決済する必要があります。
23時59分ではなく18時までです。
そして、予約するのが少々めんどくさい。
ローザンベリーの会員登録をするのですが、名前が漢字とカナ両方、住所、電話番号、メール、パスワードまでと、たかがチケットを購入するだけなのに、なかなかに手間で、10分超はかかります。
この辺りは「なばなの里」を見習って、コンビニでも購入できるようにするなどしていただきたいものです。
各情報を登録したあと、カードかpaidyでの決済となります。
決済後は、QRコードが表示され、それを当日機械にかざすという流れです。
予約できる数が決まっているようで、クリスマスは結構減っていますので、予定が確定している場合は早めに予約をお薦めします。
また、しが旅クーポンはどこかに宿泊しない限り、意味はありませんのでそのまま事前チケットの購入を進めてください。
ローザンベリー多和田チケット予約 / TOPページ (rb-tawada.com)
自然をモチーフにしたイルミ!
米原の山奥のイルミということで、木々や果物、畑といった自然を活かしたイルミという印象です。
規模としては、急ぎ足で40分ほどあれば十分に見て回れるくらいの、少し小さめかなといった感じで、クリスマスの混雑期には人との距離がそこそこ近くなりそうな感じはします。
なばなの里と比べると、向こうはTHE イルミ!といった感じで、ド派手なイルミが好きな人にはローザンベリーは少し物足りないかもしれませんが、滋賀からのアクセスの良さと、ちょうどいい規模感、主張し過ぎないイルミが好きな人にはお薦めです。
最初のエリアは平地で、虹のゲートなどが広がっています。
歩みを進めていくと、ブドウ園に。
ここを抜けると、山合いの傾斜が広がっており、途中には踏み切りと麦畑も。何気にこの麦畑好きです。
風が吹くと揺れる感じが、電飾のオンオフでグラデーションするのとは違う趣があります。
暗闇を引き裂いて進んでいく、ミルキーウェイ
さて、園内には踏切がいくつかあり、実際にトップ写真にある列車が通過していきます。
大人1000円で、入園料も加味すると少々高い印象はありますが、固定のレールで他の人と同じところを走る場所がほとんどなく、列車からしか見れない景色があります。
特に、この暗闇の中に両側に現れてくる畑のところは、列車から見ると良い感じなのではと思います。
さて、山を登っていくとひつじのショーンの世界観を再現したお家と、教会があります。
ちなみに頂上からはこういう景色です。
キャピキャピなイルミというよりは、自然と調和したような落ち着いた世界観をうまく演出していると感じます。
ひつじのショーンはこんな感じ。
教会はこんな感じです。
主だったイルミはこのくらいで、決してそこまで大きくはありませんので、逆に落ち着いて見て回れると思います。
その他カフエなどの施設紹介
まずはトイレ。
トイレは広くはないものの、わりと狭い範囲にいくつか点在しています。
また、明るく綺麗で匂いも良かったです。
また、トイレ前やカフェなどにあるガスストーブ?がイルミの雰囲気とも合ってますし、暖かいので相手を待つときとか良さげです。
カフェが結構オシャレ
カフェは入口すぐのBBQコーナーのところと、頂上のところにあります。
頂上のところは、ミニクーパーがあり良い雰囲気を演出しています。
メニューはこんな感じです。
続いて入口近くのカフェ
BBQもできるようになっています。
改善すべき点
イルミを実際に見て回って、少し思ったことを書いてみます。
まず、途中のブドウ園。
私は身長が1.8mほどありますが、頭にブドウがコンコン当たるのと、どうしても圧迫感があります。
それから、写真を見ての通り、床に葉っぱが散らばっている上に、ゴミコンテナがこういうところに放置されているのは、いかがなものかと思いました。
まるで、夢の国でキャストの方が知人とプライペートの電話をしているかのような、現実感に引き戻される感じです。
続いて自販機。周りに何もないところなので戦略かもしれませんし、こういうところではよく見かける値段ですが、200円にしなくても良いのでは・・・
次に、入口近くのイルミ。
この球体のチクチクしたものが、どうしてもコロナウイルスみたいに見えてしまう。。。これはちょっともったいないと思います。
そして、最後に駐車場の歩道。
このように、すぐ横は車が通るのでバリケードがあるのですが、いかんせん歩道が狭い。
カップルが向こうから2人歩いてきたら、こちら側は車道に出るなどしないといけず、もう少し歩きやすい広さにするべきではと思いました。
ただでさえ、一人ずつの向かい合わせでも狭く感じます。
料金については、なばなの里が金券1000円分ついて2200円を考慮すると、少し満足度とマッチできていない部分があるかなぁという印象です。
アクセス
米原駅と彦根駅からシャトルバスが出ています。
米原は、往復乗り放題の1000円、彦根は無料です。
なお、どちらも基本的に土日のみの運行です。
米原の場合、事前にオンラインでチケットを購入しておくか、駅近辺でのお店で購入する必要があり、直接バスで支払うことができないと思われます。
米原駅の運行日やチケットの購入方法については下記サイトを参照ください。
ローザンイルミ2021 直行シャトルバス | 長浜・米原・奥びわ湖を楽しむ観光情報サイト (kitabiwako.jp)
彦根駅、彦根城からの無料シャトルバスについてはこちら。
彦根城〜ローザンイルミ 無料のナイトシャトルバスがスタート! | イルミネーションサイト新着情報 | ローザンベリー多和田 (rb-tawada.com)
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アクセス | ローザンベリー多和田 (rb-tawada.com)