夜景って高台のフラットなところから、例えば神戸の街並みを見下ろすような感じだと思いますが、ここはあまりの迫力に息をのむほどでした。
眼前に迫る夜景はまるで滑走路のよう
トップにも写真がありますが、何枚か載せてみます。三脚を持って行ったのは良いのですが、雲台を忘れて三脚にしがみつきながら撮ったので少しブレてます、すみません。


写真だと迫力が少々伝わりにくいかもしれませんが、写真を撮った場所はこんなところです。夜景撮影時は斜面で20秒も固まっているのは辛かったです(笑)


そこそこの山の傾斜があるので、夜景に飛び込むかのような、すごい迫力なのです。
もともと、と言いますかここ池田山は、パラグライダーが飛び立つ場所になっており、このような発射台や看板などがあります。


ちなみに発射台は関係者以外立入禁止です。


それでは池田山までの行き方を解説します。
池田山への行き方
池田山は伊吹山の東側に位置する山で、伊吹山は道も綺麗なのですが、有料道路(3090円)であり夜間は通行止めとなっています。伊吹山ドライブウェイ ご利用案内
一方の池田山は無料道路で夜も開放していますが、道がとにかく走りにくいです。
MT車だと2速か3速でずっと上っていくような、上りながらのカーブからの車線がない、なかなかの道です。


高速からのアクセスですと、名神の関ヶ原インターから40分ほどです。もちろん、頂上までです。内訳は下道20分、山道20分といった感じです。
インターを下りた後、県道53号経由での行き方を解説します。
下りたら、分岐を左側へ進みます。出光のガソリンスタンドがある「中町」という交差点を右に曲がり、電車の線路をくぐって「大高」という交差点を右に。
途中、左側にトラックの休憩スペースのようなところが出てきます。それが終わり、「野上北」の交差点を左へ。
あとは道なりに走っていきますと、左手にファミリーマートが現れます。

ちなみにここが、池田山までの最後のコンビニです。池田山には自販機も特にありませんので、ここで買われることをお薦めします。虫よけスプレーなどもあったほうが良いかもです。あと、トイレも済ませておいたほうが良いです。
このコンビニを過ぎたところに、「府中小学校前」の交差点があるので左折します。

少し走ると踏切があります。また、道の駅「池田温泉」の看板もあります。


途中までは池田温泉と全く同じ道のりなので、6kmほど道なりに進みます。


踏切から3分くらい走るとトンネルが出てきます。ここのトンネル、結構長く排気装置が付いていないのでトンネル内は排気ガスで煙っています。
トンネル内は窓を閉められることをお薦めします。

トンネルを抜けるとそこは雪国、ではなくすぐに信号が出てきます。

トンネル抜けてすぐのここの交差点を左に曲がりますので、通り過ぎないように。
ちなみにこの交差点、右に曲がると道の駅があります。

さて、左に曲がるといきなり道が狭くなってくる気配が。池田温泉はちょうどこの辺りにあり、リアルな温泉です。
22時まで営業しており、大人500円です。宿泊施設もありますが1人だと1万以上もします。池田温泉ホームページ

さて、車線が消えてこんな道が続くかと思いきや、すぐに戻ります。

そして、またすぐ消えます(笑)

あとは頂上まで車線が現れることはありません。このまま道なりに行きます。

少し進むとちょっとした分岐に当たりますので、そこを右に。

ここから急に狭く、そして道が悪くなります。ドラレコが常に反応するくらいの悪路です。


こんな悪路が5分ほど続きます。また、直線がほとんどなくすぐにカーブのオンパレードで、道の真ん中や路肩にそこそこ大きな石も転がっているので注意です。

5分ほど走ると、ようやく舗装された道が登場します。それもかなり綺麗。


それもそのはず、平成29年に工事が行われています。
さぁ、これで道が広くなるかと思いきや、あくまで道が綺麗になっただけで、さらにカーブが続きます。道は若干広くなったかもです。

上の写真はちょうど先ほどの悪路と舗装路の境界のところで、退避スペースがあるので休憩しても良いかもしれません。
ここからさらに15分ほどかかります。どんどん上っていくのですが、なかなか夜景が見えてこず、不安になってくるレベルです。夜は本当に暗く、カーブミラーに写る対向車の明かりに集中する必要があります。

開けたところには街並みがなく、夜は何も見えません。
しばらくすると左手に神社が出てきます。


この辺りでようやく夜景が少し見えるかなという程度。ちなみに神社の向かいにトイレがあります。頂上にもありますが、我慢できないときはこちらを。

ここまで来るとあと少しです。この辺りから道がまた広くなります。
走っていくと、また神社が出てきます。木が立派ですね。

ただ夜は本当に何も見えず、もう少し行ったところに家みたいなのがあり、これが唯一の手がかりです。

これが見えると、駐車場まですぐです。道なりに進んで行くと、緑の鉄塔が見えますので、そこが駐車場となっています。

駐車場は下が砂利となっており、トイレもそこにあります。


駐車場から夜景スポットまでの行き方
駐車場から夜景スポットまでがこれまた暗く、初めてだとどこに行って良いのか不安になります。人があっちから来るから何となくそっちなのかなといった程度です。
行き方ですが駐車場を出て右に曲がり、来た道を少し戻る感じです。すると、このような坂道と原っぱの道があります。

どちらからでも行け、坂のほうを行くとパラグライダー発射台のところに着きます。

ただ上のほうは、こんなところに来てまで煙草を吸って、おまけにゴミも片づけられないバカがいるので、原っぱコースから行くのが良いかもです。夜景を見ててもタバコの臭いがしてくるんです。
そんなに好きならタバコ捨てずに食べたら良いのにと思うのですが。

原っぱコースですが、こちらもいろいろ障害物があります。


まず右側に寄り過ぎると崖になっております。ワラビが止めてくれるかもしれません。

逆に左に寄り過ぎると沼にはまります。(写真は逆側から撮ったので右になっています)

じゃあ真ん中かというと、真ん中右寄りにもモニュメントがあります。本当、夜は何も見えないんですよ。スマホのライトだと少し物足りないくらいです。なので、とにかくど真ん中を突っ切ってもらえればと。

突っ切ってもらうと右側に絶景が広がります。


7月末だったのですが、まだここにはツバメがいました。こんな景色を見ながらフライトするのは気持ちいいでしょうね。

原っぱですが、そこそこの斜面で、たまにズリっとなるときが。また柵などは無いので気をつけてください。それから、場所によってはフンが落ちていることもあります。


なので、敷物を持ってきても良いと思います。
ベンチは、先ほどのモニュメントのところと、ゴミが捨てられていたところ、あと斜面の中腹にもあります。

最後にもう一度夜景と見晴らし図を。


なお、夜景を見に行ったのは平日の週の中ほどだったのですが、夜の23時ごろでも帰りは10台くらいとすれ違いました。道中狭いので、くれぐれも気をつけてください。待っててもこっちに向かって突っ込んでくる車もいますので。。。