初心者の方は知っておきたい 免許の点数や罰金、スピード違反のあれこれ


38km/hオーバー 3点 35000円

まずは高速道路でのスピード違反のランクを見て行きましょう。

 スピード違反の種類  点数 反則金
 50km/h以上  12  刑事罰(罰金)
 40以上50未満  6  刑事罰(罰金)
 35以上40未満  3  35,000
30 以上35未満  3  25,000
 25以上30未満  3  18,000
 20以上25未満  2  15,000
 15以上20未満  1  12,000
 15未満  1  9,000

35km/h以上で1万円もはね上がるので痛いです。また、一般道では30km/h以上で罰金に加え6点が付くので、一発で免許停止になります。

赤切符青切符の違い

世間一般で言われている赤切符と青切符ですが、赤切符はストレートに刑事裁判になり、罰金などが確定し前科が付いてしまいます。罰金は7~8万円が一般的のようです。

青切符も放っておけば最終的に刑事裁判になりますが、反則金を払うことで許してあげましょう、という仕組みです。言わば、猶予があります。ただ、反則金を納めたからといって点数は0にはなりません

点数とは 免許を更新してもリセットされない

初めて免許を交付された時点では0点です。そこから違反や事故を起こすことで点数が増えていき、一定の点数になると免許停止や取消の処分を受けます。処分が初めての方は6点に達すると停止15点で取消になります。

永遠に点数が増えていくわけではありません。以下のとき、貯まった点数は0になります。

  1. 違反後、1年間無事故、無違反
  2. 2年以上無事故、無違反のとき、3点以内の違反は3カ月で0

なお、点数の確認方法ですが警察署に免許証を持って行っても、彼らは点数制度すら知らないような顔して対応してきます。
そう、警察署では確認できず、天下り先か知りませんが、安全運転の証であるSDカードを発行している自動車安全運転センターというところが管理しています。

いくつか証明書があり、点数だけを知るなら「累積点数等証明書」が良いと思います。
運転経歴に係る証明書|自動車安全運転センター (jsdc.or.jp)

証明書は1通当たり670円の手数料がかかります。

違反者講習

違反者講習は免許停止になった人が受ける講習とは別のことで、これを受けることで前歴が残らず、今までの点数も0になり免停にはならないので、講習に車で行くことが可能です。ただし以下の条件を全て満たしている人が受けられます。

  1. 軽微な違反(1~3点)で貯まった点数が6点に達した人
  2. 3年以内免停や取消の処分、違反者講習を受けたことがない人

初心運転者期間

車で言うと、初心者マークを付けていないといけない、免許取得後1年間のことで、普通、原付、普通二輪、大型二輪が対象です。この期間は違反をすると通常より処分が厳しくなるので、おとなしくしておきたいところです。その処分の基準は

  • 違反点数の合計が3点以上(1回で3点の場合は4点以上)に達したとき

その場合、初心運転者講習を受けることになります。原付は4時間、それ以外は7時間の講習を受けないといけません。
料金は普通免許は約16,000円、原付は約10,000円です。
もし受けない場合は、免許取得時と同様に再試験を受け、不合格の際は免許取消となります。

スピード違反で捕まったとき その後の流れ

まず、明らかに取り締まり方が理不尽で、こちらに非はないと言う場合はサインをしてはいけません。
ただ少しでも非があった場合は潔く。捕まるときは運もありますが、慢心していたり注意が疎かになっているときが多いですので、捕まったから事故に遭わずに済んだ、とお守り代として気持ちを切り替えましょう。

捕まった際のスピードによりますが、ここでは青切符をもらった場合について説明していきます。
違反した日時や内容、反則金が書かれた青い紙(青切符)と納付書をもらった後、納付書の期限(8日以内)までに一括現金で、平日に銀行(15時まで)か郵便局(16時まで)に払いに行きます。

その期限までにお金を準備できないという場合、出頭日時とかが紙に書いてあると思いますが、行かないと捕まるということはないのでご安心を。
そして、その後の流れですが、初めにもらった納付書は期限が切れると使えませんので、再度納付書をもらわないといけません。

放っておいても捕まって3月後(京都の場合)に自動的に送られてきます。(822円の手数料が取られます。)
都道府県によって送られてくるタイミングは異なるみたいなので、切符の裏に記載されているところに問い合わせてみると確実です。

納付書の受け取り方は2通りあります。

  1. 通告センター(切符の裏に書いてあるところ)に直接取りに行く
  2. 郵送で送ってもらう(配達証明や手数料で822円)

今度の納付書は11日以内となっています。
私の場合は最初の納付には間に合わず、スピード違反で捕まってから1月後くらいに直接通告センターに取りに行きました。なので最初の納付に間に合わなくても、1カ月あればバイトなどの給料も入ってきますので焦ることなく反則金の準備が出来次第、納付書を送ってもらうか、取りに行きましょう。

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