AT限定解除者がMT車で何度も死にかけてつかんだ半クラのコツ

MT ギア

明けましておめでとうございます。

新年明けてから1週間が経っていますが、2018年最初の記事ということで言ってみたかった(笑)

さて、私は車好きですが免許はATで取りました。いや、取らされました。詳しい経緯はこちらを確認ください。

教習はATとMTどちらにすべきか AT限定解除をしたからこそ言えること

2016.03.10

諦めきれず限定解除でMTを取り、資格的にはMTも乗れるようになりました。

ただ、上記の記事でも解説していますが、最初からMTで教習を受けるのと、限定解除とでは練習量が全く違います。

限定解除なんて、試験を除いたら所内を3回走って終わりですから。路上なんて一切出ません。

そんな状態でMT車をレンタカーで借りるとどうなるか。何度もエンストするわけです、坂じゃなくても(笑)

青になっても止まったまま。何か見えるのか、と。後ろからプッてクラクションを鳴らされ、車をガクガクさせながらロケットスタート!

酷いですね(笑)

けれども、何度かMT車に乗るようになって、かなり改善されました。

そこで、どのように半クラや坂道発進を克服していったのかを私なりに解説してみます。これから春休み、もしくは入試が終わって教習所に通う人も多いと思いますので、参考にしていただければ嬉しく思います。

アクセルを踏まなくても、半クラだけで車は進む。

そうなんです。発進するときにアクセルを煽る必要はないのです。ほとんどの車はエンジンのアイドリングの回転数(600-800rpmくらい)で動き出します。

でも、教習所では少しアクセルを吹かして、徐々にクラッチペダルを上げていってクラッチを繋げるなんて説明されるのではないでしょうか。

確かに、間違ってはないです。

ただ、最初にアクセルを吹かすというイメージが強すぎて、坂道発進でエンストしそうになると、更にアクセルを踏み込んでエンジンを思いっきり吹かしてしまう体験、もしくは光景、あるのではないでしょうか。

そして、そのような高回転でクラッチが繋がると、突然挙動が乱れ、ロケットスタート。これは非常に危ないです。じゃじゃ馬に振り落とされる感じです。

86 黒 六甲

アクセルはクラッチが繋がってから踏む

そもそも、クラッチや半クラって何なのか、と思う方もいるのでは?MT車ってどういう原理なのか。私も分かっているようで分かっていませんでした。

ですが、原理を知って改めてMT車に乗ると、随分と半クラや坂道発進がスムーズになりました。

なので、まずはクラッチの仕組みを見てみましょう。(画像はこちらより引用。http://5garage.com/archives/2078)

クラッチ 仕組み

クラッチとは動力伝達装置のことで、エンジン側の回転をタイヤへと伝える仲介役みたいなものです。画像は分かりやすく簡略化されていますが、エンジン側の円盤とタイヤ側の円盤があると思ってください。

この2枚の円盤、クラッチペダルを踏んでいないときは、くっ付いた状態です。アクセルを踏むとエンジンの回転が上がり、エンジン側の円盤も速く回ります。その回転がタイヤ側の円盤に伝達され、タイヤも速く回ることで、車は速くなります。

クラッチペダルを踏むと円盤が離れます。この状態でアクセルを踏んでも、エンジン側の円盤が回るだけで、タイヤ側の円盤は回りません。坂道発進でエンジンを吹かし過ぎているのは、この状態ですね。

高回転で回っている円盤などに、棒のようなものを近づけたら思いっきり弾かれた、というような経験があるかもしれませんが、タイヤ側の円盤は止まっているのに、高回転のエンジンの円盤をいきなり付けると衝撃があるのは、そういうことです。

これが言わば挙動が不安定になり、ロケットスタートしてしまう仕組みです。

86 メーター

半クラが必要なのは、クラッチのそういう原理があるからです。

ちなみに半クラというのは、エンジン側の円盤とタイヤ側の円盤が触れるかどうか(というよりは少し接触している)の状態です。

この状態を少し保つことにより、タイヤ側の円盤を徐々に回転させます。そうしてから、クラッチペダルを完全に離して互いの円盤をピタッと付けると、衝撃は少なくなります。

そういう理由で半クラが必要なのです。

坂道発進でアクセルを吹かす理由

先ほど、アクセルを吹かさずにクラッチだけで発進できると書きました。

坂道では使えないのか。

原理的には全く同じです。

クラッチ 仕組み

ただ、今度はタイヤが坂のために後進します。そのため、円盤がエンジン側の円盤と逆回転、つまりエンジンの回転を止める方向に回るのです。

なので、半クラをスムーズに行ったとしても、タイヤが下がろうとするため、エンジンの回転が落ちてきてエンストに至ります。

坂道発進の場合は、エンジンの回転が落ちる分を見越して、少しアクセルを吹かし、半クラになったらアクセルを踏み込んで行く感じです。

レンタカーでMT車を借りるとき

実は、半クラになるペダルの位置って、車ごとに違うのです。

教習車は車種も同じですし、各車体の差もそこまでないですが、レンタカーなどでMT車を借りる場合。

まず最初に、道に出るまでに半クラの位置を何度かペダルを踏んで確認します。

ニュートラルのまま、アイドリングの状態でクラッチペダルを離していくと、回転数が落ちるところがあります。そこが半クラの場所です。

それを左足に覚えさせておくだけでも安心感が違います。

 

長くなりましたが要約するなら、MTのコツはクラッチとアクセルのコンビネーションというよりは、半クラの位置さえ覚えられれば、9割勝ったようなものです。

坂道発進は、いかにその半クラの位置まで素早く左足を戻しキープできるかに尽きます。

アクセルを踏まないとエンストしてしまうんじゃないか、という恐怖心からアクセルをついつい踏みたくなりますが、メインは右足ではなく左足です。

半クラになってから、アクセルを踏んでも十分間に合います。

イメージとしては、左足が車を発進させるアクセルと思うと良いかもしれません。

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