ガレージには車、ではなくて舟
ここ京都、伊根は舟屋で有名なところ。舟屋とは、下(1階)が舟のガレージになっていて、上が住居となっている家のことで、200軒以上もの舟屋が伊根にあります。
海は緑っぽく見えますが、水自体は透き通っていて綺麗です。
舟屋に来たら、伊根湾めぐり遊覧船にも乗るべきです。こちらが遊覧船。カモメがお辞儀して出迎えてくれます。
カモメとの距離が近すぎる!
遊覧船は9:00から毎時30分おきに16:30まで出航しています。1周が約25分で大人(中学生以上)が680円の子どもが340円。
船内(1階)は冷暖房がありますが、ここの値打ちは何と言ってもカモメに直接エサをあげることができて、カモメとの距離がもの凄く近いということです。
エサを投げてそれをキャッチするというようなレベルではありません。もう本当に直接手渡しというか手と口ばしの距離3cmという世界です。
なので、ためらわず2階デッキへ行きましょう。
ちなみにエサは我々も食べるカルシウム豊富なかっぱえびせんです^^;
100円で売られています。
船が動き始める前は皆さんこのように大人しくしています。
しかし、ひとたびエサ争奪レースが始まろうものなら。。
エサのあげかたは、かっぱえびせんをつまんで、頭上より少し上に掲げておくと、カモメがやってきて口ばしでうまく食べてくれます。もう、カルビーのCMに出られるのではないかというくらい、良い音させて食べてくれるんです(笑)
ただ、エサ争奪レースに参加しているのは残念ながらカモメだけではありません。そのライバルがこちら。
そう、とんびです。雑食なので彼もかっぱえびせんを食べます。しかもヤツは360°あらぬ方向から忍び寄ってきます。それに口ばしではなくて前足で取りにきます。
稀に我々が食べられるのではないかと、突っ込んでくることがあるのでたちが悪いと言ったらありゃしない。
なので我々もうまくヤツをかわしながら、カモメにエサをあげねばなりません。
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カモメにエサをあげられるのは、ずっと船に乗っている間中というわけではなく、風の関係があるので前半か後半かといった感じです。
ですが、エサをあげられるベストな時間帯はカモメたちが、ほぼ頭上でホバリングしてエサを待っててくれるので、そのときにいっぱいあげましょう。
結構ハイペースでエサをあげないと、かっぱえびせんは一番小さいサイズのものなのですが、それでも意外と余ったりしてしまいます。
これを見てしまうと我々が妄想を抱いているカモメの可愛いイメージが決壊しそうですが(笑)
25分のクルーズだったのですが、5分くらいに感じられてしまいました。船内の観光アナウンスそっちのけで、エサをあげるのと鳶をかわすのに夢中でした。
もう一度乗りたいと思うくらい、これは本当に楽しかったです。
カモメと戯れるクルーズは1年中やっていますが、カモメの産卵期、4-7月は少し数が減るかもしれません。
大型の観光バスも来るくらいです。
周辺のスイーツ情報はこちら。
また、時間があるようでしたらここから車で30分ほどの、この灯台もお薦めです。
伊根湾遊覧船めぐりの場所は、
国道178を南から来るなら学校のグラウンドが見える日出という交差点を右に曲がるとすぐです。