岐阜を旅するまでは、岐阜といえば世界遺産の白川郷くらいしか知りませんでしたが、飛騨高山のお酒や飛騨牛、中津川の栗、美濃焼など食と文化と自然がそろった魅力あふれる県でした。
今回は、久しぶりにこのブログのコンセプトである非日常を伝えていきたいと思います。
長野と愛知の県境にある上矢作風力発電所
上矢作(かみやはぎ)風力発電所は、岐阜県恵那市の標高1000mほどの大船牧場の一角にあります。
2007年6月1日に運用開始されたので、間もなく10年を迎えることになります。風車は13基あり、ドイツのエネルコン社製。
風車の種類は2つあり、大きいほうは地上からブレード(羽)の最高到達点まで89mもあります。
中央道恵那ICからは車で1時間20分。国道257号を30分ほど走り、恵那市立上矢作小学校の近くの脇道へと入って行きます。
そこからは幅が車1台分少しの山道を10kmほど、50分かけて進んで行きます。一応退避できるスペースもありますが、その次の退避場所までの間隔が長いです。
風力発電所には、トイレはありますが水を使わないバイオトイレなので、トイレを済ませ飲み物などを買ってから向かうことをお薦めします。
さて、山道をひたすら進んで行くと、大船山の辺りから風車が見えてきて上の電光掲示板が出てきます。
この場所に車を停めて歩いて行っても良いのですが、意外とメインのところまでありますので、もう少し道を進んで行きます。すると、こういったところに出てきます。
この横がちょうど砂地になっていて、そこに3台くらい停められますので、ここから歩いて行きましょう。
ちなみにトイレはここから家みたいなのが見えますが、その横にあり車で行けます。写真の右下の建物です。
先ほどの写真はバリケードがありますが、車が勝手に侵入しないようにするためのもので、ここから入って行って大丈夫です。
着いたときはこのように、結構曇っていたのですが柵を越えて歩いて行くと、さっきまでの天気が嘘のように晴れてきて風車が良いアングルで現れてきました。
道も少し坂が続くのですが、進んで行くと開けた場所に出ます。
茶色の建物が展望台で、あと一息です。見えてて意外と遠いパターンですが。。
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この辺りはほとんど車も人も来ないので、聞こえてくるのは風の音と風車のブレードが風を切る音だけ。まるで異世界に迷い込んだようです。
すぐ側を89mの高さの風車が回っている様子は、異様というか生命を宿しているかのようなオーラを感じます。
それでは展望台からの景色を見てみましょう。
展望台からの眺めです。
雲に手が届きそうです。
展望台にはベンチもあるので、ここでお昼を食べれば非日常を満喫できます。
風車は風の方向に合わせて、たまに動くので見ていると面白いです。
また、このように連なっている風車は、
少しずらして羽を6枚にできます。
果たしてこのアクションに何の意味があるのだろうか(笑)
ところで羽の大きさですが、途中の山道に転がっていたので撮ってみました。
1枚20mちょっとで、こうやって見るとやはり大きいです。ですが、風力発電の風車ではどちらかというと小さいほうです。
羽に貼られていたもので、エネルコン社製というのが分かります。62570の下のE48は大きいほうの風車の型番です。
ENERCON E-48 製品情報
羽の長さはおそらく23mのようです。ちなみにこのブレードは伝票を見るとトルコから輸出されています。
それでは最後に今回のベストショット。
まず1枚目のこの写真ですが生き物のように見え、ドラマの向こう側の悔しさのようなものが伝わってきます。
続いてもう1枚はトップにもある写真。
青空へと突き抜ける躍動感が感じられます。加工は一切しておらず、普通のデジカメで撮ったのですが、我ながら上手く撮れたと自負しています。
一眼レフなどであれば、もっと臨場感のある写真が撮れると思いますので、是非ともお薦めしたい場所です。
巨大な建造物というのは、やはり大きなエネルギーを感じますし、自然との調和が雄大で壮観でした。
たまには日常を忘れ、非日常に会いに行ってみてはいかがでしょうか。
ナビだと大船山に設定して行くと良いと思います。風車は緑が濃くなっているエリアくらいから見えてきます。