ここ、岐阜県中津川は馬籠宿など中山道の宿場町として栄えた。もともとこの辺りは山栗が多く採れていたが、多くの俳人や歌人で宿場町が賑わい、栗の和菓子、栗きんとんが彼らによって一気に広められ、栗きんとん発祥の地となり、栗の名所となった。
岐阜県中津川市にある和菓子店 川上屋
川上屋は中山道の宿場町、中津川宿で江戸時代末期の1864年に創業された、歴史ある和菓子店です。
中津川に数店舗ありますが、店内で食べられるのは川上屋の手賀野店だけです。
店内からは庭が見え、落ち着いた造りとなっています。
喫茶メニューはこんな感じです。
今回は葛きりと栗おこわを頼みました。まず葛きりは正しい葛きりというか、しっかりと葛粉の味がして、なおかつ弾力があり黒蜜とよく絡み、とても美味でした。
続いて栗おこわですが、こちらは注文してからご飯を炊いてくれるので、15-20分くらいかかりますが、炊きたてのご飯は一粒一粒に味があり、ほのかに甘く、それがまた栗と相まって、それぞれの美味しさを引き立てます。
栗は言うまでもなく美味で、栗という素材の甘さが最大限に引き出されていました。寒いこの時期、心の底から温まる一品でした。
店舗情報
お店は年中無休で、喫茶コーナーは10:00-17:00。お店自体は8:00-20:00です。
場所は、中津川ICを降りて5分くらい。国道19号沿いにあります。
ちょうど紳士服店の向かいにあります。
なお、恵那川上屋というお店もこの辺りに存在するのですが、川上屋とは暖簾分けというより喧嘩別れ?した別のお店で、川上屋が和なら、そこは洋のスイーツ店といった感じで、下の記事で紹介しています。
川上屋 手賀野店
岐阜県中津川市手賀野西沼277-1
TEL:0573-65-6410
川上屋ホームページ 店舗紹介