トヨタレンタカーで86を借りようとすると、免責補償もつけて1日17,000円もします。それに、ほとんどのお店は20時までの営業なのでそれまでに返さないといけません。
しかし、Anycaなら86をはじめ、コンパクトクラスからミニバン、ポルシェやロータスなどのスポーツカー、オープンカー、RX-7、テスラ モデルSなど普通のレンタカーでは借りることのできない車をリーズナブルに借りられ、22時くらいまで可能なことが多いです。
そんなAnycaの魅力について説明していきます。(今なら2,500円もクーポンがついてきます。コードは最後に載せています)
そもそもAnycaとは?
Anycaは2015年9月にスタートしたサービスで、DeNAが運営しています。レンタカーというと普通は、お店 対 個人という形ですが、Anycaは個人 対 個人で車を貸し借りするのが特徴です。
どちらかというとカーシェアリングに近いかもしれません。平日は会社出勤で、車を使うのは週末のみ。この使っていない時間を車を借りたい人に貸して収入に変えられたらなぁ、という思いに応えたのがAnycaというわけです。
また、自分で車を使いたいときは、その日を貸し出し不可にしておけば良いだけなので、貸しっぱなしで使えないということもありません。
なお、Anycaをデータで見るとこんな感じです。
このデータは2017年9月時点のものですので、さらに増えていると思います。
また、高価な車、年式の古い車BEST3は、こうなりました。
詳しくはこちらからどうぞ。
Anycaの強み
Anycaのような個人間でのカーシェアサービスというのは、他にもあってCaFoRe(カフォレ)やGreenpotがあります。
ただ、それぞれのサイトのデザインや掲載されている車の写真なんかを見ても、Anycaが一番クリーンというか、DeNAがやっているという安心感があります。
以前、CaFoReにメールで問い合わせをしたことがありますが、1か月以上経っても未だに返信が返ってきませんから(笑)
それぞれのサイトのスマホでのトップ画面を、Anyca、CaFoRe、Greenpotの順で載せてみます。
Anycaは至ってシンプル。CaFoReはPCでもスマホでも同じ表示で少し見にくい。greenpotは素人感が否めません。
ここではAnycaとCaFoReを比較し、両者の特徴を見てみます。
Anycaの特徴
- 運営:DeNA
- サービス開始:2015年9月
- ドライバーの保険:東京海上日動 1800円/24時間 免責額(事故時の負担額) 10万円 (2017年4月より)
- オーナー手数料:10%
- ドライバー手数料:初期契約料 100円(初めてそのオーナーの車を借りるときに発生)
CaFoReの特徴
- 運営:ブラケット→WAKE(2014年7月~)→trunk(2015年6月~)
- サービス開始:2009年4月
- ドライバーの保険:損害保険ジャパン日本興亜 2680円/月 免責額 5万円
- オーナー手数料:10%
- ドライバー手数料:レンタル価格の5%
両者の大きな違いとして、まずドライバーの保険料と免責額です。
Anycaは1日1800円で、免責額は10万円。CaFoReは1カ月単位で2680円ですが、免責額は5万円のみです。(一部高級車除く)なので、Anycaにはもう少し頑張ってもらいたいですね。
もう一つの違いは、ドライバーの手数料。Anycaは初期契約料と言って、初めてそのオーナーの車を借りるとき、オーナーが定めた期間(3カ月、半年など)の間は、初回の100円のみ。2回目以降はかかりません。(ただ、また違うオーナーの車を借りるときは初回100円かかります)
対して、CaFoReはレンタル料の5%がかかってきます。例えば1日5000円の車を2日借りると、10000円の5%なので、500円になります。
CaFoReのサービス開始日を見ても分かるようにCaFoReは、こういった個人レンタカーサービスの先駆け的存在と言っていいでしょう。
ですが、Anycaが参入してきたということは、改善できる余地が十分あったということだと思われます。
その一例として、書いていることが統一されていない。(ある部分では落札手数料が8%と書いていて、違うところでは5%と書いている)
他にもサイトのデザインはAnycaのほうが洗練されている印象があります。まずはCaFoReの検索画面。
続いてAnyca。
何と言うかAnycaのほうがワクワクしませんか。CaFoReはメーカーや車のタイプからの検索ですが、Anycaはメーカー検索はもちろん、ニーズに合わせた検索(MT車、旧車)が可能です。
アプリからだと、燃料の種類(ハイオクかEVかなど)やハンドルの位置、クルーズコントロールがついているかどうかといった、マニアックな条件設定までできます。
掲載されている車もAnycaのほうが印象が良いです。CaFoReに載っている車は端的に言うと、プリウスにエアロパーツとか付けているような、ちょっとイケてないような車が多い感じがします。
けれども、CaFoReでしか借りられないものもあって、例えばアストンマーチンやランボルギーニなんか借りられてしまいます。(デポジットが30万円とかですが。。)
Anycaでは2016年12月現在で借りられる一番高価な車はおそらく、BMWのi8だと思われます。
Anycaのメリット・デメリット
説明が長くなりましたが、ここでAnycaのメリットとデメリットに触れたいと思います。
Anycaのメリット
- トヨタレンタカーなどと比べて安い
- 夜遅くまで借りられる
- レンタカーでは借りられない珍しい車もリーズナブルに借りられる
- 条件設定が細かい(アプリ)
86なんかはトヨタレンタカーで借りると、開店から閉店までの12時間の場合、免責補償も合わせて約13,000円(12,420円+1,080円)かかりますが、Anycaだと6600円から借りられます。(Anycaでの一番安い86、4800円と1日保険1800円の合計)
ちなみにAnycaの料金は24時間制ですので、日をまたいでも料金は変わりません。(1日保険も同様。)
夜遅くというのは平日の場合、オーナーは会社員であることが多く、21時以降に返すというような形式です。
また、少し珍しいスポーツカーを揃えている「おもしろレンタカー」などもありますが、i8なんてまず借りられません。
Anycaのデメリット
- 免責額が高い
- 初心者には敷居が高い
- 時間の融通がききにくい
- 距離制限がある車両も
まず免責額ですが、1800円の1日保険に加入していても、15万円まで事故時に負担しないといけません。個人と大規模のレンタカーでは違うのでしょうけれど、トヨタレンタカーは免責補償(1080円/日)に加入しなくても、最大10万円負担なので、もう少し何とかしてほしいところ。(2017年4月からAnycaの負担額は10万円になりました)
それから、1日保険は必須加入なのですが、24時間単位ではなく1日単位で計算されるのです。
例えば、20時から借りて翌日の20時まで借りる場合、トヨタレンタカーは1080円ですが、Anycaは1500円*2日分ということで、3000円かかります。
こちらも、トヨタレンタカーと同じく24時間制になり、日をまたいでも1800円で済むようになりました。(1500円から1800円に値上がりしました)
初心者には敷居が高いというのは上記の理由です。
また、時間の融通に関しては上にも書いたように、平日だとオーナーが出勤のために、朝は7時までに取りに行き、夜は20時以降に返すというような形になります。
途中で返したくても返せなかったり、朝もかなり早いという点がデメリットです。
86の登録台数
2017年10月現在、全国で10台の86の登録があります。
各メーカーの車がどれくらい登録されているかも分かります。また、これからの時期、スタッドレスタイヤが頼もしい季節になってきましたが、Anycaならスタッドレスタイヤを履いている車も、検索項目から簡単に調べることができます。
ちなみに大阪や京都から一番近い86は、2017年10月時点ではこちらのオーナーの86になります。
比叡山坂本ということで、すぐ隣が比叡山という峠なのでドライブするのにちょうど良いです。
Anycaで副業
借りる以外にも、自家用車を使っていないときに貸し出すことで副収入を得ることができます。
例えば、平日は仕事で、車を使うのは週末のみ。そんなときに平日の車を使っていない時間を、お金に変えられます。
また、一度貸し出し日時を決めるとずっと固定で変えられないといったこともなく、急な予定にも対応できますし、あらかじめ都合が悪い日を登録して、変則的に貸し出すことも可能です。
その他、詳しいことはこちらからどうぞ。→月平均25,000円。Anycaでオーナーになるメリットとは
また、初めてAnycaを利用する方に、ただいま2500円分のクーポンを配布しています。「キャンペーン 2500円分クーポン」
上記の86も、2500円引きの2500円、そこに1日保険が1800円、手数料100円の4400円で24時間借りられます。
トヨタレンタカーが24時間で17,280円(保険込み)を考えると、ほぼ75%OFFの値段です。
招待コードは「anyca86」と直接入れてもらっても大丈夫です。
*おそらくスマホからだと、アプリのダウンロードページに飛んでしまうと思いますが、そのままダウンロードして登録を進めると、キャンペーンが適用されます。
ちなみに私の表示名はbiancoではなくfeliceとなっていますが、同一人物なのでご安心ください。(イタリア語で幸せという意味です)