数年前にKORGの赤い電子ピアノが発売されたときから、斬新なカラーリングに恋に落ちてしまったのですが、なかなか機会が得られず、また一時的にLP-380の赤だけが市場から消える状態が続いていました。
そして、先日のAmazonのプライムデー、私も例にもれず買い物をしました。このときの価格が、確か45000円ほどでそれまでは50000円くらいだったので、このときにLP380を買われた人も多いのではないでしょうか。
ただ、レッドに関しては54000円ほどから全く値下がりせず。。。何となくそういう予感はしていたので、実は私はセールの数日前に6000ptほど付与されているときに購入しました。
Amazonの商品の値段って、株価のようにころころ変わるので、その辺りがちょっとやりにくいです。
ちなみに2021年4月現在、赤色はなく7万円近くしますね。。。
さて、本題に入りたいと思います。
目の前に果実があるのに、手に入れられないもどかしさ
今回のタイトル、KORGのLP-380は1人で組み立てることができるか、ということですが、結論から申しますと95%まではできます(;^ω^)
写真でいうとこの状態。
実はもう完成している状態です。では、あとの5%は何かと言うと。。。
この状態をこうすること。
重さが、組み立てた状態で37kgあるのです。
なので90°回転させて起こすだけなのですが、ここで希望を挫かれる場合があります(;・∀・)
私は一応男ですが、何度か諦めかけました。
なので、最後の起こすところだけは2人でやることをお勧めします。
さてさて、それでは商品が到着して、開封して組み立てて完成するまでを順に見ていきましょう。説明書を見なくても組み立てられるよう、わかりやすく解説していきたいと思いますので、最後までお付き合いよろしくお願いします。(^^)/
あ、プラスのドライバーがない場合は準備のほうをお願いします。組み立て時に必要となります。
箱がとにかくデカい!自転車くらいの長さ
LP-380はこういう箱で届きます。
両手を伸ばしてギリギリ届くくらいです。
ちょっと脱線しますが、デモ曲としていくつかクラシックのピアノ曲が内蔵されていますが、その中にKORGオリジナルの曲が収録されており、少し暗くもありながら希望もある、良い感じの曲です。
組み立て終わったら聴いてみてください。19番の曲です。
それでは箱を開けてみましょう。
一番上にある、黒くて長いものがスピーカーです。
その下に見えている赤いのは鍵盤のユニットです。(おそらくスピーカー以外は、皆様が頼まれたカラーによって異なると思われますので、置き換えていただければと思います。)
ここで一つ言っておきたいことがありまして、
その理由は後ほど説明します。
さて、スピーカーはひとまず端に置いておきます。そして、鍵盤ユニットを取り出します。
ちなみにこれが37kgの大部分を占めています。ずっしりとくる重さです。
袋のシートは所々テープで留められています。丁寧に剥がせば、シートは破れないくらい、わりと丈夫です。カッターなどで切っても良いかもしれません。ただ、製品を傷つけないように注意してください。
シートは広げたあともそのまま下に敷いておきます。
上の写真の向きは、蓋を開けると鍵盤が現れる状態です。こう見ると奥行きが本当にコンパクトですよね。
ですが、最後に転倒防止板を付けるため、10cmほど追加で必要となり最終的にはカタログ値で351mm奥行きが必要とのことです。
話を戻しまして鍵盤ユニットですが、奥側へ90°倒しておきます。
最後、組み立てて起こすときに指を入れられるスペースを作っておくことで、起こしやすくします。私は何も敷いていなかったので、ユニットが床とぴったりくっ付いていて、かなり苦労しました。
続いて、箱からまた取り出していきます。
鍵盤ユニットを取り出した後にあるのが、鍵盤ユニットを支える両サイドのボードと、ペダルのボード。
少し見づらいですが、手前にあるのがペダルのボードで、まずはこちらを取り出します。
次にサイドのボードを取り出します。
こちらが2枚のサイドのボード。
それぞれ異なる加工になっています。底面はこのようになっています。
続いてペダルのボード。
完成するとこういう感じで付きます。
箱に戻りまして、あと残っているものは付属品です。
段ボールの包みを開けていくと、ペダルとACアダプターが入った白い箱が出てきます。
あと、先ほど紹介した転倒防止板も入っているのですが、分かりましたでしょうか。
こういう感じで入っています。ちょうど、丸印をしたところに刺さっています。
もう一つの付属品シリーズがこちら。
左から順にヘッドホン、海外で使いそうなアダプダー、コンセント、ネジ。
KORG LP-380の組み立て方
お待たせしました。組み立てに入っていきます。
まずは最初に取り出したスピーカーを鍵盤ユニットの下に置きます。
その際、スピーカーの裏側から伸びているコードが、左側にくるように置きます。
続いて、両サイドのボードを右と左に並べます。
大きく穴が開いているのが、右側のボードです。
左側のボードは、金具が内側の奥にくるように置きます。
取り付けに必要なネジはこちら。
付属品で紹介したネジのところから、一番長い銀のネジを取り出します。
各ネジごとにテープで分けてくれているのが良心的ですね。さすがMADE IN JAPAN。
ネジを入れる箇所ですが、鍵盤ユニットの下部と上部の穴、それからスピーカーの穴の3か所。
ボードの大きな窪みを、鍵盤ユニットのところと合わせてしまえば、やりやすいと思います。
左側も同じように進めていきます。
左側はもしかしたら、鍵盤ユニットのネジが入りにくいかもしれません。
ボード側と鍵盤側の穴の位置が微妙にずれる場合があり、そのときは鍵盤ユニットを少し手前に起こしつつネジを入れると入りやすいです。
ひとまずここまでで、この状態になります。
次に、ペダルをセットしていきます。
ペダルとコードがあります。コードはどちらの端子も同じなので、どちらをどちらに繋ぐとかは決まっていません。
ペダルを裏返してもらうと、右側上部に挿せるところがあります。
ツメの部分が下にくるように挿します。挿すとわずかにカチッという音がします。
挿し終わったら、配線を下の写真のように整えます。
ペダルを表にします。
写真に描いた部分に、ペダルのボードを入れます。
はまると、裏側はこんな感じです。
この穴に、このネジを入れます。
穴に入れて押さえこむだけで良いです。簡単なのですが、ネジではないので結構外れやすいです。そのため、組み立ててから移動距離が長いと、ペダルが運んでいる途中で外れてしまうことがあるのです。
ペダルが組み込まれたボードを、本体のほうへ取り付けていきます。
ここで使用するネジはこちら。8本のうちの4本を使います。
左右2本ずつ締めていきます。
そうすると、ようやくこの状態になります。
ここで、ピアノを起こします。
起こしたら今度は、転倒防止板を取り付けます。残っている4本のネジを使います。
ピアノを裏側から見た右側(鍵盤ユニットの下の黒いボックスがある側)には、こちらの部品も一緒に付けます。
ネジはここに入れます。
ここでようやく、仮止めしていたネジを全て締めていきます。
そして、ペダルのコード、スピーカーのコードを鍵盤ユニットの黒いボックスに繋いでいきます。
そうして、先ほどの転倒防止板と一緒に付けたピンを、このようにコードに絡めます。コードが地面に垂れてしまわないためのものだと思います。
さぁ、あとはコンセントを繋いで電源を入れるだけです。
最初のほうで登場したACアダプターとコンセントのケーブルをつなぎます。
コンセントを挿そうと思ったら。。。
(;’∀’)
何か一つ多いですね(笑)
そこで、海外で使うようなアダプターの出番です。
見事、2つになりました。
ACアダプター側のケーブルはここに繋ぎます。
これで電源がつきます。
以上、お疲れ様でした。
ちなみに弾いてみた感想は、強弱の強、上限が結構低い印象です。私の弾き方が強いのかもしれませんが、少し強めも強めもほぼ何も変わりません(笑)