ONOMICHI U2の朝食が最低な件。23000円でこれはない。

ONOMICHI U2 客室の部屋の写真

ONOMICHI U2の口コミや宿泊レポートのブログなんかを見ていると、どこもベタ褒めしているわけですが、私は敢えて苦言を呈したいと思います。

自転車と一緒に泊まれるホテル ONOMICHI U2

サイクリストの間では、ONOMICHI U2と聞けばほとんどの人が知っているであろう宿泊施設。

元々は戦時中に開運倉庫として使われていた建物を、自転車ごと泊まれるデザイナーズホテルとして完成したのが2014年。

今ではしまなみ海道沿線のビジネスホテルは自転車を持ち込めるところがほとんどですが、当時はまだ珍しく部屋の中に懸垂バー、ではなくロードバイクのハンドルを模した自転車用フックが壁にあり、自転車を持ち込みたくなるようなデザイン。(自転車以外のものは掛けないでくださいの注意書きもあり、くれぐれも懸垂はしないようにお願いします)

ONOMICHI U2の部屋の自転車フック

サイクリストの為のホテルというコンセプト、斬新なデザイン、しまなみ海道のスタート地点に一番近いホテルということもあり、完成したときは私も一度は泊まってみたいと思い、ようやく今年、機会があって泊まることにしました。

ホテルの空間演出が良い

ONOMICHI U2はホテルだけではなく、大手自転車メーカーGIANTのショップがあったり、ちょっとしたレストランとバーとベーカリーがあります。ONOMICHI U2施設案内

そのため、入口はいくつかありますが、ホテルフロントに近い入口から入ると、正面に斬新なモニュメントが現れます。

ONOMICHI U2のロビーモニュメントONOMICHI U2のモニュメント解説

ここを右に折れるとすぐにフロントと客室があります。

ONOMICHI U2のフロントONOMICHI U2の館内

写真の通り、館内はモダンなデザインで統一されていますが、客室前に段差と柱があり自転車を自分の部屋まで持って行くのは少々煩わしいです。

夜は館内の照明も和らぎ、落ち着いたムードに変わります。

ONOMICHI U2の館内 夜は落ち着いたムードに

客室はそれほど多くはなく、1階と2階にありエレベーターはありませんので、2階の場合は自転車を担いで階段を上ることになります。(1階の自転車スタンドにかけておくことも可能です)

客室タイプはスタンダードツイン(19.9-20.3m³)、デラックスツイン(25.6-26.9m³)の2種類のみ。

連休ということもありましたが、スタンダードで23,000円/人。

海沿いなのに部屋に窓が無いだと?!

部屋の扉は普通の鍵式となっています。また、入口は意外と低く1.8m超の私だと、少々高さが気になるレベル。

ONOMICHI U2の客室内

部屋に入ってすぐのデスクに鍵を挿せるところがあるので、そこに挿入すると照明がつくようになっています。

ONOMICHI U2の客室内

部屋はベッドが2つに奥がバスルームとなっており、部屋の通路は車イス1台分くらいなので、なかなかのボックス感があります。広さとしてはビジネスホテルのプラスαくらいで、圧迫感があります。

ONOMICHI U2 客室の部屋の写真

窓が無いのも原因かもしれません。せっかく海沿いに建っているのに、これはいただけません。外はデッキになっていて自由に人が立ち入れるため仕方ないかもしれませんが。

ONOMICHI U2のバスルームの窓

あるのは、このような摺りガラスがバスルームにあるだけです。一応、外に向かって開くようになっていますが、上記の通り外は仕切りが無く、自由に出入りできるフリースペースなので、夜は開けっ放しで寝るということもできません。

ONOMICHI U2のバスルームの窓

ちょうど外はこんな感じです。ホテルの前だけ立入禁止にして、解放的な景色に出来なかったものでしょうか。

ONOMICHI U2のバスルーム外のデッキ

バスルームは凝っている

床と壁はレンガ調となっており、浴槽、洗面台、トイレは白を基調としたスタイリッシュなデザインです。

ONOMICHI U2のバスルームONOMICHI U2のバスルーム

トイレはTOTO製。タンクレスでスリムです。

ONOMICHI U2のバスルーム

バスタブはゴム栓ではなく、浴槽内にあるこのつまみをひねることで、お湯を落とすことができます。

ONOMICHI U2のバスルーム

バスルームのレンガ、夏は良いですが冬は辛そうです。

また、バスタブから上がってすぐのところにバスルームの床との間に3cmくらいの段差があり、フラットにすることはできなかったのかと。

ウェルカムドリンクは当日のみ

チェックイン時に朝食券とウェルカムドリンク券がもらえます。

ONOMICHI U2 朝食券とウェルカムドリンク

このチケットをバーのほうに持って行くと、何種類かある飲み物のうちの1つに変えてくれます。私は確か瀬戸田みかんジュースを頼みました。

ONOMICHI U2のウェルカムドリンク

程よい酸味があって美味しかったです。

なお、ウェルカムドリンクはチェックイン当日の17:30-22:30のみなのでご注意を。

朝食ではなく、もはや軽食である

朝食は7:00-10:00となっており、バイキング形式。最初にメインを洋食か和食か聞かれます。

こちらが洋食タイプ。オムレツにウィンナー1本。以上。

ONOMICHI U2の朝食はお粗末

あとは、バイキングで好きなものを取りに行きます。

ただバイキングというにはあまりにもお粗末で、とにかく種類が食材が少ないのです。

ONOMICHI U2の少な過ぎる朝食

サラダと、

ONOMICHI U2の少な過ぎる朝食

ジャムと、

ONOMICHI U2の少な過ぎる朝食

パン。

That’s ALL!!!!!!

もっと地元の食材が大量に出てくるものだと思っていましたが、これが23,000円のホテルの朝食というにはあまりにもお粗末です。

パンもベーカリーが併設されているので、そこで焼かれたパンが供給され、ほとんど手間がかかりません。

またどれもデニッシュ系のようなパンで、おかずパンのような具の入っているものは無く、味もそこまで美味しいとは思えず。

女性にとってはこれで良いかもしれませんが、男性にとって、尚且つこれからしまなみ海道を走破しようかという人には、これではあんまりです。

リピートは無い

スタッフに関しては、いろいろな観光情報やおすすめの食事処などを教えてくれて、全く不満はありませんでしたが、やはり食事と部屋の景観が料金とマッチしておらず、リピートはあり得ないという印象です。

また、駐車場も特に無く、近くには1日2000円もする港湾駐車場があるだけです。(ホテル宿泊で1000円分出ますが2日停めると割引でも3000円になります。)

なので、1日480円で停められるこちらの駐車場があるのに、わざわざ3000円も払いますか。

しまなみ走るならこの駐車場がオススメ! 尾道の駐車場で1日2000円も払いますか?

2018.04.28

 

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