うさぎより人のほうが多いうえ、エサやりも子供くらいまでで、大の大人が楽しめるものではないだろうと、あまり期待せずに行ったところ。。。
うさぎの楽園、うさぎ島はリピート必至!
今回、うさぎ島には「しまなみ海道」のサイクリング途中で大三島から船に乗ったので、広島の忠海港からの行き方は割愛させていただきます。(しまなみ海道からの行き方は改めて紹介します)
うさぎ島には広島の忠海港、もしくは大三島の盛港からしか行けません。ですので、しまなみ海道を走らない人は忠海港からになります。どちらの港も駐車場は無料です。
盛港は券売所くらいしかないですが、忠海港はカフェが併設されており無添加のソフトクリームや、うさぎをモチーフにしたイタリアンレザーのキーホルダーなど、お洒落なグッズが販売されています。
忠海港のカフェ詳細 (カフェはページの下のほうに記載があります)
また、忠海港にはジャムで有名なアオハタの体験施設があります。工場見学だけのコースと、ジャム作り体験もセットのコースがあり、長くて2時間半ほどなので、午前中はジャム作りをして午後からうさぎ島に行っても良いでしょう。(ただ、私もホームページを確認したところ、6/11時点では8月末まで土曜日の空きがありませんでした。。。)
予約状況はアオハタの予約状況カレンダーより確認できます。
また、工場見学もしくはジャム作りコースのみ予約が必要であり、館内の展示物は予約なしで見れます。基本は火曜日から土曜日の9:30-16:30が開館ですが、臨時で休館日もあるので、ホームページで確認されることをお薦めします。アオハタ ジャムデッキ
ちなみに、今はアオハタの親会社はマヨネーズのキューピーです。
さて、早くうさぎ島に渡りましょうか。
おっと、その前に。うさぎ島に行く方はほぼ忘れないと思いますが、エサは現地では売っていませんので、船で渡る前に買っておきましょう。
忠海港の近くですと、港に車を置いて徒歩6分ほどのところに「マミー」と「八百屋スーパー ひらたすとあ」というお店があります。
ところで、うさぎのエサですが絶対に食べさせてはいけないもの、あまり好ましくないもの、食べさせて良いものと分かれています。絶対に食べさせてはいけないものは共通しているのですが、食べさせて良いものと好ましくないものについては、サイトごとに意見が分かれています。
私がいくつか見たサイトの中では、以下のものが分かりやすいかと思います。
・イラストで分かりやすい!ウサギに与えても良い野菜、有毒野菜
うさぎと言えばニンジン、確かにこれは外れがありません。ただ、島のうさぎはニンジンばかり食べさせられて飽きたのか、あまり食べてくれなかったという話もちらほら。
私はというと、ニンジンは買わず水菜をチョイス。
結果は、袋ごと食べるくらいの勢いで食べてくれました。
また水菜は個包装されていて他の持ち物なども汚れることがなく、ほうれん草のようなアクもなく、値段もリーズナブル、そして、1本が長くエサをあげやすい、小分けにしてシェアできるので、お薦めだと思います。
さて、船の運航時刻ですが、時間によっては1時間ほど便がないときもありますので、事前に計画しておくことをお薦めします。
うさぎ島 フェリー時刻表 (トップページから下にスクロールしていくと、時刻表が出てきます。)料金は片道310円。自転車も持ち込む場合は+120円です。帰りの分も買っておいたほうが良いでしょう。
表の見方は左側が行き、右側が帰りで、行きであれば例えば8:30に忠海港を出発すると、8:45にうさぎ島に到着し、9:00に盛港に終点です。ですので所要時間は15分ほどです。
また、△印は平日は便がありません。それから船のマークがあるところ無いところありますが、船マークは車も積めるフェリー、無いのは客船です。
この写真はGWの16時前くらいの様子ですが、このように長蛇の列ができます。この写真は列の真ん中から後ろの範囲ですので、先頭まで更に半分くらいの人がいます。
GWほどではないにしても、時刻表通りの船に乗れないなんてこともありますので、余裕を見ておいたほうが良いです。
島に着いたら右回りか左回りか
この写真は盛港から大久野島へ向かう写真です。ちょうど真ん中の、鉄塔が立っている島がうさぎ島です。
島に着くと、目の前に休暇村まで行く無料のシャトルバスが待機しています。宿泊客じゃなくても利用できます。
ただ、船で一緒だった乗客の大半がバスにも流れますので、少々混雑気味。せっかく癒されに来たのに、何してることか。
ここから休暇村までは1kmほどで、歩いて15分くらいです。
あるのですが、受付は休暇村になるので島に着いてもそこまでは徒歩かバスになります。
島自体は、そこそこちゃんとした道があるので、自転車を降りて押さないといけないところはありません。
この写真のように意外と広い道があり、1周が3.5kmほど、自転車だと30分、徒歩で1時間くらいの島です。
島の裏側に1か所だけ少しきつめの坂がありますが、そこさえクリアすればあとは平坦か下るだけなので、自転車があると楽だと思います。
レンタル料金は、
普通の自転車 600円/2h
電動自転車 800円/2h
保証金が1000円で、これは返却時に返金されます。
貸し出しは朝7時から行っており、返却受付は16:30ごろまで。
なお、予約が出来ず先着順となり、在庫は一定量あるようですが比較的人気なので、早めに行って抑えるか少し待つ必要があります。
[AdSense-A]さて、島に着いたら右か左かなのですが、左は日が当たっていて明るいうえ、休暇村や資料館も近くバスも左から行くので、ほとんどの人が左に行きがちです。
他のブログで見たかもしれない、写真映えしそうな、うさぎ島らしいモニュメントも左に進んで行ったところにあります。
一方、右側は島の山側部分で日陰になりやすく、少し暗いイメージがあります。実際、毒ガス製造時代の建物も残っています。
ご存知ない方もいるかもしれませんが、うさぎ島は戦争時代、毒ガス製造の拠点で地図から消されていました。ちなみに上の写真は発電所跡で、当時の島の電気をここで賄っていました。
もちろん、動物実験や人体実験も行われ、うさぎや捕虜となった人が使われていました。
毒ガスの酷いところは、爆弾のように即効性のものもありますが、原爆の放射能と同じで見えないうえ、ゆっくりと体を蝕んでいき苦しみが長期化します。そして、患者の咳などで他者にも感染していくところです。
現在も、忠海港の近くに大久野島毒ガス障害者相談室があるくらいです。
綺麗な島は、かつての悲しい過去の上に成り立っているところが多いです。
入館料100円の、毒ガス資料館もありますので是非行ってみてください。
話を戻しますと、多くの人は左に行くので右に行くとほぼ確実にエサをあげることができます。
特に、うさぎは夜行性なので昼間は寝ているわけでもないですが、日陰でのんびりしていることが多いです。
なので、島の裏側の日陰部分は遭遇率が高いです。
休暇村の近くにもうさぎがいますが日陰が少なく、いたとしても既にエサをあげられていることがあります。その人たちはほとんどがそこでエサをやり続けますから、島の裏側まではあまり来ません。
自転車で回る場合は、上の写真のように近づいても道の真ん中で佇むうさぎもいますので、気を付けて。特にエサを食べてるときは周りが見えていないときもあるので、急に飛び出してくることも。
野生なので、うさぎの色もさまざまです。
一応、休暇村のほうのエサやりスポットも紹介します。
休暇村近くの木の下を探せ
私がうさぎ島に行くまでは、うさぎたちが道を走り回っているものと思っていました。しかし、実際に行ってみると「あれ、いない。。。」。
夜行性だから仕方ないかと納得させながらしばらく進んで行きました。休暇村近くまでは本当にいないんです。私の探し方が下手なだけかもしれません(笑)
ちなみにこちらが休暇村ですが、見ての通りうさぎがいません。カメラが嫌いなのかもしれませんね。
で、この近くに背の低い1mくらいの木みたいなのが点在しており、その下でうさぎが涼んでいたりします。
少し分かりにくいですが、上の写真の下のほうに低い木がいっぱいあるのが分かるでしょうか。こういう木の下にいることが多いです。
あとは、休暇村の前の道を突き当りまで行くと、ちょっとした工事の柵があり、その近辺にもいたりします。
また、野生ゆえ毛の色もさまざま、牙が生えているのもいます。
休暇村の突き当りから見える景色はこんな感じです。
以下、うさぎの写真をぺたぺたしてみます。
エサを左手にカメラを右手に、楽しんでみてください。